執行役員

洪 基隆
ホン・キロン 
Ph.D.
創立者・代表取締役会長・最高経営責任者

1997年TLCを設立、2002年代表取締役会長、2005年最高経営責任者に就任。TLCのNanoX®技術の共同発明者。1997年~2004年、TLCの科学技術顧問を担当。Hermes Biosciences社を共同で創立、1999年~2005年同社の最高科学責任者に就任。1998年~2002年、カリフォルニア・パシフィック・メディカル・センターにてリサーチ・サイエンシスト、1979年~1998、カリフォニア大学のがん研究所のリポソーム研究室にてサイエンシストを担当。多数の製薬企業の相談役を長年務める。

台湾国立成功大学化学科卒業後、米国テキサス大学エルパソ校にて化学修士課程を修了、カリフォルニア大学バークレー校にて化学博士号を取得。

葉 志鴻
イェ・ジョージ
M.B.A.
社長

2002年よりTLCの社長に就任。米系商業銀行General Bankを経て、 1999年~2002年ベンチャー企業を支援するAsiaWired グループの副社長、2002年~2005年Dr. 洪基隆と共に働き始め、Hermes Biosciences社の最高財務責任者を歴任。

米国カリフォルニア大学バークレー校建築学科卒業後、ミシガン大学アナーバー校にて建築学修士課程と経営学修士課程を修了。

George Spencer-Green
ジョージ・スペンサーグリーン
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MD, MS
最高医務責任者

前職では、米国製薬会社であるファイザー社の副社長、バイオシミラーの臨床開発責任者として、5製品を第Ⅰ相から第Ⅲ相の臨床試験まで進め、実績を残した。Vertex Pharmaceuticals社にてシニア・メディカル・ディレクターを務めるときに、関節リウマチと嚢胞性線維症の医薬品の臨床開発を設計・実施。Abbott Laboratories社では、グローバル・メディカル・ディレクターとして、関節リウマチ治療薬であるヒュミラの臨床開発を管理。Immunex 社にて、世界で初めて認可された関節リウマチ治療薬の生物学的製剤であるエンブレルのメディカル・ディレクターを担当。

米オーバリン大学卒業後、コロンビア大学の医学大学院にてMDを取得、ダートマス大学にて臨床評価科学のMSを取得。

曾 雲龍
ズオン・ユンロン
Ph.D.
研究開発部長

TLCのNanoX®技術の共同発明者。 2002年~2013年TLCにて研究開発副部長を経て、2014年より同社の研究開発部長に就任。入社前、台湾大学付属病院の腫瘍部で博士後研究に従事。

台湾の淡江大学にて化学の学士課程修了後、国立台湾大学医学院にて生物化学博士号を取得。

陳 文姫
チェン・ウェンジ
Ph.D., M.B.A.
事業開発部長

2016年10月よりTLCの事業開発副社長に就任。2016年1月~8月 、台湾のバイオテク開発センターにて産業振興部長を務める。2010年~2015年、上海にあるグラクソ・スミスクライン (GSK) のR&D部門で世界事業開発シニア・ディレクターを担当。2006年~2010年、米国のノースカロライナ州のリサーチ・トライアングル・パーク (RTP) にあるGSK LLC社にて、世界事業開発ディレクターを担当。2002年~2005年、米バイオテク会社Norak Biosciences Inc. で事業開発ディレクターを担当。1992年~2002年、米ノースカロライナ州のリサーチ・トライアングル・パークにあるGlaxoSmithKlineの研究開発部門で主任研究員を務める。

米国テキサス大学南西医療センターにて博士号を取得、ノースカロライナ大学チャペルヒル校にて経営学修士課程を修了、国立台湾大学にて学士号を取得。

張學典
チョウ・シュエディン
Ph.D.
製造開発部副部長

プロセス開発、プロジェクト管理、および品質保証における35年以上の豊富な経験を持つ。前職は、品質監査、品質改善、その他の化学品製造管理に関連するコンサルティング会社を経営。その前には25年以上米国のAbbottにて勤務。Abbott を離れる前はAPIから医薬品の幅広い剤形まで、受託製造の品質保証を管理。

米国ミゾーリ大学無機化学科卒業後、デューク大学にて有機化学博士号を取得。

施 雪芳
シ・シェーフアン
Ph.D.
製品開発 シニア・ディレクター

2002年よりTLCに入社。創薬において15 年以上の経験を持つ。専門領域はタンパク質製剤デリバリー、抗体開発、免疫リポソームを使った標的薬デリバリー研究。マネージャー/プロジェクト・リーダーとして網膜疾患や関節炎領域の研究開発計画を率い、米国・台湾FDAからIND承認を受けた。創薬・製品開発戦略・前臨床、臨床の実施と計画を専門としている。科学論文を数多く発表し、anti-VEGF 抗体や薬物送達に関する特許を取得した。

国立台湾大学の医学部・生物化学研究科にて博士号を取得、博士研究員に従事。

周 步朗
カール・ブラウン
Ph.D.
製品開発 ディレクター

バイオテクと製薬産業において13年以上臨床開発の経験を持つ。2017年よりTLCに入社。前職、TWi Biotechnologyにおいて医薬品研究シニアディレクターを担当、 様々な新薬の臨床開発、米505(b)(2) とANDA申請の患者治験を管理・遂行。米国カリフォニア・サンディエゴにあるAmylin Pharmaceuticals社の臨床開発部門では、治験責任医師として糖尿病や肥満などのプロジェクトに参画し、 IND、NDAやsNDA申請に活躍。臨床規制戦略、プロトコル開発、臨床管理、データ分析、メディカルライティングやデータコミュニケーションズにおいて経験が豊富である。

米国テキサス州・ヒューストン市にあるベイラー医科大学にて分子細胞生物学の博士号を取得、カリフォルニア州ラホヤ地区のソーク研究所にて博士研究員として生物学研究を行う。

林 欣瑩
リン・シンシア
臨床業務・臨書開発・製品開発 ディレクター

製薬業界において19年以上の経験を持ち、工場の品質保証、マーケティング、実験室、薬事規制管理、臨床研究、プロジェクト管理、作業管理、商品管理を担当。臨床研究において過去14年は、アジアと欧州で国際共同治験(第1、2、3、4相臨床試験)を実施。がん、心血管疾患、神経系、呼吸器系、内分泌代謝や感染症において重要な経験を積んだ。プロジェクト全体戦略、予算管理、プロジェクトの設定から完了まで、プロトコルと臨床研究許認可の最終仕上げ、実現可能性の評価、規制査察、後期業務(バイオス、販促、医薬品、ファーマコビジランス、セントラル・ラボや取引先管理)、臨床各段階を幅広く経験。多様な経験は、内部と外部の顧客にとって最適なコミュニケーションの開発及びプロジェクトと時間の管理に有用である。

国立台湾大学微生物学修士課程修了。

戴 天慈
タイ・テリー
M.D.
ポートフォリオ戦略 ディレクター

台湾財団法人医薬品査験中心(CDE)の医系審査官と顧問として、レギュラトリーサイエンスにおいて10年以上の経験を持つ。医系審査主任とIND審査チームリーダーを担当し、200件以上の臨床試験実施申請( IND)を審査し、台湾FDAの新薬開発に関するガイダンスの政策作成に協力した。顧問センターのディレクターとして、審査主任やプロジェクト・マネージャーからなる、CMC/PT/PK/Clinical/Stat.各領域の規制顧問チームに、科学・戦略面で指導を行った。また、製薬産業や研究所の新薬開発候補に包括的な相談サービスを提供。台湾FDA主催の「海峡両岸医薬衛生協力協議」など国間主催のプログラムで、治験責任医師と副治験責任医師として、台湾と中国の規制当局が協力できるように、技術医薬審査に関する海峡両岸共同プラットフォームの構築を推進し、CTA/NDA/ANDAなど中国FDAの承認取得を希望する台湾の製薬会社にも支援サービスを提供した。

台北医学大学卒業後、マカイ記念病院と中山医学病院で研修した。2004年物理医療・リハビリの専門医として認定。

郭 月伶
クォ・ベラ
Ph.D.
品質保証 ディレクター

製薬業界において19年以上の経験を持ち、前職のPharmaEngine Inc.では、プロジェクトと助成金を管理。TTY Biopharm社では、プロジェクト・マネージャーとして研究開発の管理プロセスを作り、中小企業技術革新制度(SBIR)の低分子化合物とリポソーム製剤の助成金プログラム管理を担当。同社で、台湾経済部の産業技術開発賞の受賞に貢献。その前は、財団法人医薬工業技術発展センターと社団法人に、製薬施設の監査、cGMPガイドラインの草案や医薬工業技術発展センターと台湾無菌製剤協会の訓練プログラムの作成など、政府出資のプロジェクトに支援。

国立台湾大学動物科学技術学科卒業、米国ジョージ・ワシントン大学にて工学技術管理の資格を取得。

廖 文曄
リャオ・ウェイン
Ph.D.
TLC 米国 運営ディレクター

バイオテックと製薬業界において17年以上の経験を持つ。前職のDeltagen、 PhalanxBio、Verinata社 (現在名Illumina)では、研究開発と製品開発を担当。2007年よりTLCに入社、IND やANDA段階にある様々な医薬品開発プログラムに参画。現在はサウス・サンフランシスコにあるTLC米国子会社で、医薬品開発前期の管理に携わっている。

米国南カリフォルニア大学にて薬学博士を取得、アメリカ心臓協会の博士研究員としてカリフォルニア大学サンフランシスコ校の生化学部で研究を行った。