技術案内

LipAD® - 独自開発の脂質の薬物送達技術 

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新規治療法を実現するために、TLCは独自の技術によって、既存薬をも含めた新しい創薬の課題に挑み続けます。

LipAD®技術によって実現されたナノ医薬品は、薬物の溶解性改善、血中滞留性の向上が図られ、特定の組織や細胞への集積性を高める治療を可能にします。その技術により薬物の持続性を改善し、有効性を向上させることが出来、今まで実用化の難しかった新薬の製品化が可能にさせます。

脂質ベースの技術は既存薬の臨床的特徴を改善させ、新薬の開発は比較的簡単に実用化を可能にさせます。

パッシブ・ターゲッティング: 血中滞留性を向上するNanoX®

体内に投与すると分解されてしまう薬は多くあります。TLC は NanoX®技術を利用し、各種の分子タイプを脂質ナノ粒子に効率的に封入します。酵素の分解やpHの変化に影響されやすい薬物を守ります。血中滞留時間の延長によって、血管透過性亢進という特徴を持つ、腫瘍など特定の疾患部への薬物送達をより確実なものにします。

NanoX® について
アクティブ・ターゲッティング: 抗体を用いた特定の組織への薬物送達

抗体やその断片を脂質で封入したナノ粒子に結合させることで、薬物は体内にある特定の組織へ送達できます。それが、ナノ粒子の体内の特定部位への集積を可能にします。他の組織を回避しながら、薬物を必要な箇所に届けます。正しい位置に着ければ、脂質は薬物を細胞内に導入し薬を効かせます。

抗体付与型ナノ医薬品 について